
IA論文テンプレート
Author
東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科
Last Updated
a year ago
License
Creative Commons CC BY 4.0
Abstract
東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科,及び大学院における論文(卒業,修士,博士)フォーマットです.修正日:2022年1月26日

東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科,及び大学院における論文(卒業,修士,博士)フォーマットです.修正日:2022年1月26日
% 更新日2022年1月26日 by Tetsuaki Baba
\documentclass[a4paper]{jsarticle}
% 学部,修士は \documentclass[a4paper]{jsarticle}を利用して,\section で論文を構成してください.
% 博士は \documentclass[a4paper]{jsreport} を利用して, \chapter で論文を構成してください.
\usepackage{iapaper}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\begin{document}
% 卒業論文の場合は \degreethesis
% 修士論文の場合は \masterthesis
% 博士論文の場合は \doctorthesis
\degreethesis %このサンプルでは卒業論文にしています
\title{論 文 題 目}
\date{2021 年度}
\advisor{指導教員名} % 指導教員名を入れる
\IDnumber{学修番号}
\Bauthor{氏 名} % 自分の名前を入れる.修士の場合は \Mauthor{氏名} に変更する.
\submissiondate{2021年1月31日}
\maketitle
\pagenumbering{roman} % 要旨はRoman書体で表示
\setcounter{page}{1} % 1から振り直す
% 副題がある場合は必ず先頭にハイフンを3つつけること
\jasummary{論文タイトル}{--- 副題(必要であれば記入)}
ここには日本語文章のみで論文要旨を記述してください。A4一枚程度の文量を目安としてください。なお修士、博士論文の場合は学位申請で提出した要旨と同一のものとします。
\summary{Title}{--- Subtitle}
The author shall describe his/her thesis in English text. 150 words.
\makemokuji
\newpage
\pagenumbering{arabic} % 論文本体はArabicで表示
\setcounter{page}{1} % ページ番号を1から振り直す
% 修士論文や博士論文等で記述ページが多い場合は,\section(節) ではなく,\chapter(章) を使ってください
\section{はじめに}
論文の執筆にあたり必要最低限の注意事項(論文の構成、フォーマット、提出期限等)を記載した。利用するアプリケーションはMicrosoft Word、\TeX (\LaTeXe)としています。なお本稿は \TeX ユーザに対してガイドラインを説明する。一部内容は Microsoft Word のそれと重複する。
\section{\TeX のインストール}
\TeX を利用して論文を作成する際、予めそれらに関するソフトウェアを導入必要がある。まずあなたが\TeX 初心者である場合はTeX Wiki \footnote{http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/} を参照することから初めて欲しい。各OSに関してインストールには様々なやり方が存在するが、個人的には以下が初心者にとって最も利用しやすいインストールパッケージである。
\begin{itemize}
\item Windows:TeX インストーラ 3\footnote{http://www.math.sci.hokudai.ac.jp/~abenori/soft/abtexinst.html}
\item Mac OSX:MacTeX\footnote{http://www.tug.org/mactex/2011/}
\item ブラウザ動作:\footnote{https://ja.overleaf.com}
\end{itemize}
\TeX の扱い方について、不明な点がある場合、ウェブ上に大量の参考資料があるので、基本的には自己解決してください。\TeX を利用することにあまり自信がない方はMicrosoft Wordを利用してください。
\section{文字コード}
このファイル main.tex は UTF-8 の文字コードにて記述されています.例えばデフォルトのTeXShop等では編集画面が文字化けして表示されると思います.環境設定で文字コードをUTF-8に変更してください.
\section{論文の構成}
論文は本論を含め以下の1--8の項目を含むこと。
\begin{enumerate}
\item 表紙 … 論文全体の内容を表す表題、指導教員名、提出年月日、学修番号、氏名等を記載すること。
\item 要約 … 論文全体の要約を和文2000 字程度、英文150語程度で記述すること。研究の背景、目的、実施内容、その手法と結果、結論を簡単明瞭に網羅すること。
\item 目次 … 論文の章・節の番号とその表題およびページを記入すること。
\item 序論 … 論文の第1章では序論として、その分野における本研究の位置付け、歴史的背景、本研究の目的を述べること。本研究が従来の研究とどういう関係にあり、どのような点を明らかにすることを目的とするか、本研究がどういう点で新しいかを明確に述べる必要がある。
\item 本論
\item 結論 … 論文の最後の章に結論を設けること。研究目標に対してこの研究がどこまで到達できたかを検討し簡単に記述すること。また、本研究で成し得なかった事項、今後の課題等も述べるとよい。
\item 謝辞… 研究を遂行する際、援助・協力等があった場合、必要に応じて謝辞を記すこと。
\item 参考文献 … 研究内容に直接関係のある文献、引用した文献等は必ずその出処を明らかにすること。
各項目は節で構成される。具体的には section を利用する。副節は subsection を利用する。
\end{enumerate}
\section{論文のフォーマット}
\subsection{レイアウト:Microsoft Word}
用紙のサイズはA4.印刷は片面印刷とし、余白は上35mm、他下左右30mmとし、ヘッダーの用紙の端からの距離は15mm、ヘッダーのそれは17.5mmとします。
Microsoft Wordの標準設定であり、Microsoft Wordの使用者は特に設定する必要はないです.用紙の確認は、「ファイル」メニューより「ページ設定」、余白と用紙サイズが以下のようになっているかを確認します。本文の日本語フォント種類はMS明朝、英語フォントはTimes New Romanとします.フォントの大きさは10.5ポイント.本文中で使用する英語や数字は基本的に半角文字とします(表記が論文内で統一されていればどちらでもよい).また、句読点「 、 . 、 。 」も論文内で統一します。
論文のレイアウトは、A4文字の大きさは12ptとし、1行当たりの字数を40字、行数を30行とする。修士論文の場合50ページ程度を標準とする。用紙の下中央に連続したページ番号を付けること。
\subsection{レイアウト: \TeX}
原則は、上記で示したMicrosoft Wordの形式の通りとなります。ただし字数に関しては \TeX が最適な字間を決定するため、あくまで40字は目安となります。
\subsection{図表の入れ方}
図は figure 、表は table にて挿入する。図\ref{fig:tmu_hino}は日野キャンパス外観を示す。本稿で利用できる画像形式は jpg, png を中心に利用されたい。ただしEPS, TIFF も利用できる。どちらの場合も解像度を考慮してデータを作成すること。
\begin{figure}[tb]
\begin{center}
\includegraphics[width=0.95\hsize]{./images/sample.jpg}
\caption{首都大学東京日野キャンパス}
\label{fig:tmu_hino}
\end{center}
\end{figure}
図を複数枚横に並べて表示したい場合は、minipage を利用する。と図\ref{fig:tmu_hino_yokonarabi}の様に表示できる。
\begin{figure}[tb]
\begin{center}
\begin{tabular}{ccc}
\begin{minipage}{0.3\hsize}
\includegraphics[width=\hsize]{./images/sample.jpg}
\end{minipage}
&
\begin{minipage}{0.3\hsize}
\includegraphics[width=\hsize]{./images/sample.jpg}
\end{minipage}
&
\begin{minipage}{0.3\hsize}
\includegraphics[width=\hsize]{./images/sample.jpg}
\end{minipage}
\end{tabular}
\caption{日野キャンパス横並び}
\label{fig:tmu_hino_yokonarabi}
\end{center}
\end{figure}
論文の中に図や表を貼り付ける際には図表1、2のように表組みを利用して縦横に複数並べるか、あるいは、図表3のように図表の左右に本文を流し込まないようにします。そのためには、図(表)を右クリックして現れる、書式設定内の「レイアウト」タグを「行内」に設定します(図3を参照)。図や表の配置は、その大きさと文章とページの空き具合で次のページに自動的に移動されます。また、文章領域内におさまるように絵の大きさを調整します。
\subsection{参考文献の書き方}
参考文献は、ジャーナルの場合、著者名・タイトル・雑誌名・巻号・ページ・発行年、著書の場合は、著者名・書名・発行所・発行年、以上の順に書くこと。著者が複数の場合も略さず全著者名を記入すること。これに関しても分野によっては、記述形式・記述順番が異なるので、指導教員にあらかじめ確認してください。\TeX では文献を thebibliography 以下に列挙し、リスト名を作っておくことで、適時\cite{sample} などとcitationができる。なお参考文献の作成の仕方は幾つかあり、下記の記述方法はユーザが手動で入力する方法である。
\begin{thebibliography}{999}
\bibitem{sample}
著者名1,著者名2
論文タイトル名、
発表シンポジウム・会議名、
発表学会名、
記事番号やページ、
発表年
\end{thebibliography}
\section*{論文の提出期限}
大学院は大学院教務委員に確認し、学部生は指導教員に確認してください。
\end{document}